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書籍紹介

 

川を下って都会の中へ

発行所 新潮文庫
著者  野田知佑
発行日 1992年11月15日
定価  480円(税別)
サイズ 15×10.5 cm
ページ 244
ISBN  4−10−141004−6


[ mi○のショートレビュー ]

1986年から1987年にかけてのカヌー生活を綴っている。この間、ニュージーランドやアマゾンの川下り、アラスカのユーコン川の川下り、日本各地の川下りを楽しむ一方で、5年間住んだ千葉県亀山湖へ別れを告げて東京に引っ越している。国内の川下りでは河川開発に対する怒りが随所に書かれているが、ユーコン川下りは著者が心より自然を満喫しているようすが伺え、読んでいて心地よい。
 


[ 目次 ]

 

1986 --- Spring

タヒチでは”娑婆”を想い出してはいけない

結局、ゴーギャンは生まれなかった

ニュージーランドには、まだ落ち着きがある

今度は完璧な装備をして、またここへ来よう

 

1986 --- Summer

トレイシー・ダルビーがアメリカに帰った

自然のままの自然を認めない人たちもいる

椎名家にユーコン出発前の挨拶に行った

6月30日、ホワイトホースを出発した

夏の間、ユーコンの公用語はドイツ語だ

小さな村の”BAR”は、国際的に盛り上がった

バーチ・クリークは野生動物の宝庫だった

 

1986 --- Autumn

”正しい日本の秋”を千曲川で満喫した

五年間住んだ”亀山湖”に別れを告げた

今回の川下りは去年の最終地点から出発した

最近、偏狭な情けない釣師が増えてきた

 
1987 --- Winter

初冬の筑後川は枯葉の香ばしい匂いがした

水に関していえば上流と下流は別の川だ

今度、「全張り会」「新沈会」というのを作った

東京ではまだ、”社会復帰”できないでいる

「出版記念キャンプ」をした

イヌのガクがムコ入りした

清流の広い川原はいつでも気持ちがいい

この大きさの川にはカヌーらしい面白さがある

風間深志が、北極点にむけて日本を発った

 

1987 --- Spring

プライバシーを守るには、東京が一番いい

”アリス・ファーム”は、”自給集団”である

気田川は本州では五本の指に入る銘川だ

ペルーのカヌー・チャンピオンに会った

10億ぐらいの札束を持って買い物に行った

ニジマスの充満した小川をカヌーで下った

 

1987 --- Summer

カヌーで、信濃川を下らずに遡行した

われわれのカヌー教室は川での遊び方教室だ

雨で増水した川辺川を獏さんと下った

剥製の前での熊談義は、かなり迫力があった

村人の”フィッシング・キャンプ”に同行した

ユーコンの生活は、毎日が全力投球である

小学校時代通った川は日本の夏の匂いがした

北海道で思う存分、フナ釣りをした

 

1987 --- Autumn

岡田昇は、最高の”カヌー・エンジン”である

初日こそオホーツクはベタ凪だったのだが・・・・・・

漁師の家には大変うれしい慣習があった

洋行帰りのガクはバイリンガル犬だった?

北海道の川下りは夏だけのものではなかった

 
川の人 怒りの人  ・・・・・・  沢野ひとし
 

     
 

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