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書籍紹介

 

四万十川がたり

発行所 山と渓谷社
語り   野村春松
聞き書き  蟹江節子
発行日 1999年9月10日
定価  1500円(税別)
サイズ 19×13 cm
ページ 260
ISBN  4−635−31009−4


[ mi○のショートレビュー ]

1915年生まれで四万十川のほとりで暮らす野村春松の語りを収録。「四万十川の生き字引」が川の暮らし、山の話、川漁、川を訪れる旅人について語る。もっとも深く心に残る言葉は、本書の最後の言葉である。「夫婦もそうやけんど、川もそうやし、自然もそうよね。自分のニキ(すぐそば)にあるもんが何か。何が大切なもんか。そうゆうことをわかるようになったら、しみじみ人生は深うてええもんになっていくじゃろうと思うわ。」
 


[ 目次 ]

 
第1章 川の端の暮らし  
足なかと杖で渡りよった川 みなでこしらえた沈下橋
川がいちばんにぎやかじゃった まっことさばけた時代じゃった
ひとを使うなら使われてみろ 川の端、口屋内集落の一日
   
第2章 川の力、山の力  
四万十川の言い伝え 神さんが渡り、エンコウが棲む川
曲がらんことにはきれいにならん ええ川のもとはええ山や
昔はよう暴れた川じゃった  
   
第3章 川の漁  
おなごの腹枕より帆掛け舟 川はうちの冷蔵庫
天然アイのように生きにゃいかん 漁は魚との知恵くらべ
新型エビ筒ができよった 川岸見よったら漁期がわかる
漁師より漁がうまいもんがおる  
   
第4章 川の旅人たち  
背負子を担いだ野田さん カヌーの旅はこころの旅じゃろ
1025人のサインノート 100円宿、良心小屋
居候が国王になりよった 親戚づきあいになった「ソラマメ隊」
舟は帆まかせ帆は風まかせ ニキにある宝をこわしたらいかん
   
第5章 大事なものはニキにある  
自然からもろうて食べる生活がええ 鍛えれば鍛えるほど強うなる
気持ちええんはひとを助けること いつまでも飽きのこんもんがええ
大事なんはニキにおるもん  
 

     
 

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