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書籍紹介

江戸前の素顔

発行所 つり人社
著者  藤井克彦
発行日 2004年2月20日
定価  1800円(税別)
サイズ 19×13 cm
ページ 255
ISBN  4−88536−514−7


[ mi○のショートレビュー ]

昭和30年代以前の江戸前の生き生きとした素顔を甦らせる一冊。江戸前の食・漁・釣りなどについて、当時の写真も織り交ぜて語る。また「江戸前」とはどこをさすかの解説も興味深い。本書を読んでいると、今とは比べ物にならないほど東京都内湾の生命力を感じる。いつかこうした生き生きとした海が甦ることがあるのだろうか。
 


[ 目次 ]

第1章 食通も知らない江戸前の味

アサリ

ハマグリ

モヨ

ギンポ

芝エビ

マコガレイ

イシガレイ

アイナメ

フッコ、セイゴ

ボラ

ハゼ

キス

ワタリガニ

マルタ

タナゴ

フナ

スミイカ

アジ、イワシ、サルボウ

第2章 ウナギ(鰻)と江戸前

江戸時代のウナギと食文化

ウナギの見立て番付

深川とウナギ

うなぎ飯の発祥

メソ(メソッコ)

ウナギ漁

   
第3章 てんぷらと江戸前  

てんぷら文化と江戸

素材が命の江戸前てんぷらとハゼ

てんぷらの揚げ油とつけ汁

サトーハチローとてんぷら船

てんぷら船の船頭体験記

 

   
第4章 鮨と江戸前  

江戸前鮨は糞尿まみれのなれの果て?

握り鮨という食文化

握り鮨はファーストフードの元祖

通夜の席と鮨

   
第5章 江戸前の食文化  

佃煮

浅草海苔

ハゼ料理

アサリ

ハマグリ

バカ貝

アジ

スズキ

ボラ

アナゴ

初ガツオ

 
   
第6章 豊饒の漁場・江戸前  

江戸前のすべてを語る本

データに隠された秘密があった

江戸前の海、その栄枯盛衰を見る

徳川家康の漁業振興策

江戸前の漁業

シラウオ漁秘話

桁船の漁

アサリとハマグリ漁

その他の漁

浅草海苔

日本橋魚市場など

 

   
第7章 江戸前の釣り  

江戸前の釣りとは

消えた江戸前のシンボル

ハゼの宝庫、江戸前

粋で鰡背なボラを釣る

フナ釣り

世界最小の釣りもの、タナゴの魅力

江戸の釣り方と道具

本格的和竿の登場

クジラのひげ

テンビンという釣り具

釣り餌のこと

陸釣りと船釣り

船宿ことはじめ

天保以前、江戸の存在した釣宿

売春の温床でもあった船宿稼業!?

 

   
第8章 「江戸前」という言葉を検証する  

言葉の意味は独り歩きする

「江戸湾」は存在したのか

それでも矛盾する広辞苑の解説

江戸前に関するさまざまな文献

江戸前を定義する公式文書

江戸前に関する諸異説と私見

江戸前とは東京都内湾

御府内朱引きと江戸前


     
 

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