仕掛けを専門に収録した入門書である。特に第３章の仕掛けの作り方に関する解説が充実している。鯉釣り仕掛けも先入観にとらわれないで、いろいろな仕掛けを参考にして試してみるのも楽しみ方のひとつである。978-4791608744

子供向けにわかりやすく書いた川釣りの本である。そのわりには「レンギョ、ソウギョ、アオウオ」などマニアックな魚まで書かれている。漢字にはふりがながふられている。釣りを始めたいと言うお子さんにおすすめ。978-4415039398

川の流域ごとに釣りのテクニックを解説する。著者はマンガ家「ちばてつや」のアシスタントをつとめた経歴もある。本書は写真を使わずにすべてイラストを用い、全体的にちょっと味のある雰囲気に仕上がっている。978-4381102386

５８種類のフィッシングノットを紹介。各ノットごとに結束強度を％表示してる点と、ラインの材質との相性を記号で表記している点が特徴である。大雑把に結び目の強さを把握するのに向いていると思われる。978-4-05-800319-0

本書は海釣りと川釣りに関して、マンガで解説した子供向け入門書である。私は自分の子供用にこの本を購入した。自分も子供の頃はこうした釣りの入門書を何度も読みかえしていた懐かしい記憶がある。978-4052004124

川魚の代表魚７種について生態の知識、用具、エサ、釣法について解説する入門書。著者は徳島の山鮎会会長。幼い頃から川釣りに親しんできた大ベテラン。各章はポイントを押さえて簡潔に記述されているため、実用性が高い。978-4331400630

鯉釣り界の名門淡水大魚研究会の初代会長小西茂木。タニシ釣法やボイリー釣法がまだ確立されていない時代の練り餌釣法は、この本の内容をベースに発展してきたと言っても過言ではない。MCFぼらひでさんから頂いた本。1981年4月1日発行　絶版書籍

鯉釣り入門書の中で幻の名著に挙げてもいいだろう。特に「コイの生態とコイ釣り」の章は他に類を見ないほど深く広く充実した内容である。付録として「ナマズ釣り」を最終章に掲載している。国内の書物では稀なケース。978-4321244251

川釣り全般について書かれているわりにはひとつひとつの内容が充実している。私が最も信頼している川釣りの手引書である。かつて近くの鬼怒川に子供連れで小魚を狙いに行った時などは、随分本書を活用した思い出がある。978-4321544153

４０種類のフィッシングノットを紹介。ノットの基礎知識、各ノットの解説が充実しており単なるHowto本よりもハイレベル。長年自分が使ってきた結び方があるが、この本を手にして今一度見直そうと考えた。978-4-86067-463-2

本書では、フロートリグと食パン餌で鯉を釣ることをパンコイと呼ぶ。多様化する鯉釣りの中でも、特に短時間で手軽に鯉釣りを楽しむことを目指した手法。以前から知られる釣法ではあるが、書籍化されたのはこれが初めて。978-4-86067-377-2

淡水大魚釣りサイト青魚倶楽部を運営する著者。本書はそのサイトの内容をベースに編集されている。アオウオ釣りをひとつのジャンルとして広く知らしめた価値ある書籍。現代のアオウオ釣りのバイブル。978-4885365010

本書はマンガとしてのストーリーの面白さと、釣り解説書としての実用性とを兼ね備えた内容であり、子供から大人まで世代を超えて楽しむことができる。ただし、鯉フィッシング編に関しては内容がいささか陳腐化した感もある。978-4063340693

日本の鯉釣り界の巨匠の一人、山田勲の入門書。すでに絶版となった本書であるが、内容の濃さは今でも色あせることはない。ＭＣＦのぼらひでさんがオークションで落札し、私にプレゼントしてくれたものである。978-4791607884

鯉釣りライターの第一人者山本和由が、現代の鯉釣りのすべてを網羅して解説した一冊。本書は２００８年に出版された「野に憩う魚と遊ぶパスポート　鯉釣り」（つり人社）を２０１２年に再編して発行したものである。978-4-86447-019-3