2002年9月6日(金)〜8日(日) いつになったら  mi○

金曜の夜。久々の北浦。前日から入念に準備を進めてきたつもりだが、出発を前に何度となく道具をチェックする。毎度のことだが、鯉釣り道具の多さには呆れてしまう。7時過ぎに出発したものの、自宅から10分以上走ったところで「いっけねぇー」と忘れものに気が付いた。はやる気持ちを抑えながらしかたなくUターンし、再び出発したときにはすでに8時近くになっていた。最近、地元釣行ではつまらないと言って付き合ってくれなくなった息子のカズだが、北浦ならということで今回は付き合ってくれることになった。予報通り今日は雨。現地に到着するころに雨があがることを祈った。

10時過ぎ、目的のポイントより手前から湖岸に入る。主要ポイントにはすでにきっちりと車が止まっている。竿やピトンに貼りつけられた反射テープの列が、車のヘッドライトに鮮やかに浮かび、それぞれの個性が暗闇の中で輝きを放つ。相変わらず雨は降り続いている。もうすぐ今回目指すポイントである。目印の大きな水門が近づいてきた。水門の正面には道路を挟んで車が数台ほど駐車できるスペースがつくられていて、そこに静かに車をとめた。後の席に座っている息子に聞いた。「水門のどっちがいい?」「それじゃぁ右に入る」 水門を挟んで二人でそれぞれ竿を出すことにした。

竿を出してエサ打ちをする間、雨はさらに強く降り続いた。合羽を通して次第に雨がしみ込んでくるとともに、体じゅうに汗をかいてすっかりびしょ濡れになっている。やっと車に落ち着いたのが11時半頃。すぐに着替えを済ましてシュラフに横たわった。こんな夜は、正直いってセンサーは鳴らないで欲しいなぁなどと思ったが、幸か不幸か実際一度もなることなく一夜を過ごした。

土曜日朝。天気は曇り。外に出て自転車で湖岸線を走ってみる。下流の方は鯉師の姿は少なく、対岸も同様に車が少ない。上流側の隣には那珂川巨鯉会のAB氏が入釣している。戻ってみると、ちょうど息子が眠そうな顔で外に出てきた。エサの打ち返しをして、二人で軽い朝食をとった。時々雨が降り出す。午前中に一度私に空アタリがあっただけで時間が経過した。昼頃になって、平石さんがやってきて少し下流に竿を出す。今夜は秋田さんも来る予定になっている。

昼食後、2時過ぎまで二人で昼寝。今日は涼しくぐっすり寝てしまったが、この間にセンサーが入ることはなかった。なんとなくいやな予感がする。夕方、平石さんと一緒に少し離れたコンビニに夕飯を買いに行く。戻って、平石さんの車内で食事をとらせてもらった。ワンボックスを改造した車内はすこぶる快適である。雨の弱まるのを待って自転車で自分の車に戻りエサ打ちをした後、テレビを見て過ごす。

8時45分。待望のセンサーが!息子の水門寄りの竿のセンサーが入っている。私はタモを手に駆け寄り、鯉が浮きあがるのを待つ。息子はこれまで何度か北浦に挑戦してきたが、ことごとくボーズに終わっている。何とかばらさないで取り込んでやりたい。やがて暗い水面に鯉が浮きあがり、無事タモにおさまった。カズの北浦での初鯉である。サイズ以上の喜びがカズの顔に浮かんだ。

翌朝、昨夜の鯉を持って記念撮影。結局今回の釣果はこの一本のみ。昼頃、下流側に入釣していたK島氏、BB氏らが納竿した模様。またしても私は釣果に恵まれなかった。いったいいつになったら納得できる釣果がでるんだろうか?あせらずに北浦に通う事にしよう。そしてこのポイントにまたいつか挑戦しよう。

(終)


Copyright (C) MCF Japan. All Rights Reserved