2004年06月12日〜13日  北浦の鯉と茂木の鯉 mi○

今シーズン初の北浦釣行。今回は長期海外出張から先週帰ったばかりの痔鳥オヤジさんと共に糸を垂れることとなった。二人とも11日(金)の夜遅く家を出発したため、現地についたのは深夜の12時少し前。すでにポイントには所狭しと竿が林立し、おまけに強い雨が降り続く。携帯で連絡を取り合いながら車をゆっくり走らせポイントを探すものの、結局はあまり遠くないはじめての場所に落ち着くこととなった。痔鳥オヤジさんは杭の近くを攻め、mi○は少し離れたわずかなカーブ付近。

雨合羽を着つつセットが終了したころ、雨足もやや弱まりかけていた。時計はすでに1時半近い。今夜はすぐに車内に潜り込むもののしばらく寝付けない。3時過ぎにセンサーの防犯スイッチが誤動作し、しぶしぶ直しに外に出る。そんなせいか寝付けないまま4時をむかえてやっとウトウト・・・ 一方、痔鳥オヤジさんも他の鯉師のセンサー電波を拾って受信機が鳴り、夜中にゴソゴソ。

12日(土)の朝、湖岸付近を見るとアオコが発生していてなんだか釣れる気配なし。しかし南西の風が吹き始め、アオコも次第に薄れる気配がでてきたために引き続きここで粘ってみることにする。昨晩の周囲の釣果情報では大型がそこそこでているとのことであるが、私達のセンサーは悲しいかな極めておとなしい。

数々のモンスターをあげ、雑誌やBo-sサイトの巨鯉館でお馴染みのH塚さんが日中訪問してくださった。「MCFのmi○さんですかぁ?」車から降りて挨拶してくださった方を見た瞬間に、こちらも「あっ、H塚さん」とすぐにわかる。少し歓談させていただいたが非常に研究熱心な方で、あれほどの釣果実績も納得できる。MCFをご覧くださっているそうだが、こうしたベテラン鯉師にも見て頂いて いると思うと、いつもお気楽記事ばかり書いて少し気恥ずかしい感じもある。

午後の期待の持てる時間帯も何事もなく過ぎ、昼寝三昧のうちにあっという間に夕方となる。mi○はさすがに釣れる気配が感じられないため、日没間際に数百メートル場所移動することにした。痔鳥オヤジさんに手伝ってもらい、明るいうちにセット終了。痔鳥オヤジさんは絶対に釣れるという予感があり、同じポイントで粘ることにした。

夕飯はいつものように居酒屋「痔鳥」(痔鳥カー)にて刺身、さば味噌、たこ、かいわれハムサラダ、海苔巻き、鶏のから揚げと豪華な食事を前にしつつ、久しぶりに痔鳥オヤジさんとじっくり話ができた。痔鳥カーの車内はいつ見ても楽しさがあって飽きないし、海外生活の経験豊富な痔鳥さんの話題も興味が尽きない。そういえば、今夜から参加するかも知れないと言っていたひでさんだが、用事が立て込んでしまったため今回は断念。
 

先週帰国した痔鳥オヤジさん 杭周りを攻める痔鳥オヤジさん


夕食後、今夜は早めに寝ることにした。夜中に強烈な雨音で何度か目が覚めたが、残念ながら肝心のセンサーは鳴らない。一方、痔鳥オヤジさんは夜中の3時過ぎに80cm台をゲット。幸運にもちょうど雨がやんだタイミングのヒットだったそうで、一人で取り込んで即リリース。そしてまた雨は朝まで降り続く。

13日(日)は家の用事があって朝のうちにmi○は納竿となった。9時に現地を発ち帰路についたが、途中であることに気がついた。「北浦に行ったときは必ず鯉もなか買って来るんだよ!」というカミサンの言葉。「鯉もなか」とは栃木県茂木町名物で、鯉の形をしたもなかである。茂木町といえばモータースポーツファンなら「ツインリンク茂木」でご存知の方も多いことと思う。 県道1号線(宇都宮-笠間線)の途中にある「菓子処いい村」は、ちょうど帰り道にあることをカミサンも知っている。はじめは鯉ともなかの組合せから、いい村さんには失礼かもしれないがあまり美味しそうなイメージはもてなかた。しかしネーミングが気になって一度家族で近くを通った際に買ってみたところ、結構イケル味である。以来、ここを通るたびに買う羽目になってしまった。ちなみに茂木町には逆川(さかがわ)が流れており、昔からここに鯉を放流して地元の鯉釣り大会を開催するほど、地域をあげて鯉に親しんできた歴史があるという。そんな土地柄からこの鯉もなかが生まれたと店員さんが教えてくれた。
 

栃木県茂木町の菓子処「いい村」

「鯉もなか」 (上:粒あん/下:ゆずあん)


北浦に居残った痔鳥オヤジさんだが、その後アタリがなく午後3時頃に納竿。ベストシーズンを迎えた北浦であるが、二人にとってはアタリの渋い釣行となった。結局今回は底力を見せた痔鳥さんは80cmオーバーの鯉、そしてmi○は茂木町の鯉もなか4匹の釣果(笑)で終了。久々の北浦でのんびり過ごすことができた。

(終)


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