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夜になって痔鳥オヤジさんがやって来た。やはりTシャツにハーフパンツ姿で車から降りてきて「うわ〜っ、寒〜い!」 昨夜よりもさらに気温が低いようだ。私はTシャツの上にトレーナーを着て、さらに防寒着まで着ている。もう6月の末だと言うのになんという寒さ。さっそく上着を着て水門の左側に竿をセットする痔鳥オヤジさんの行動をひとつひとつ眺めていると、手際が良くて実に見事である。特にエサの打ち込みはフワッと柔らかく、しかも正確でいつも感心する。セット終了してから少し歓談した後、今夜のアタリを祈りつつお互い車に潜り込んで就寝。
うっすらとした明るさにふっと目が覚め、一瞬家で寝ているかと錯覚したが車の中であることを思い出し「あー、昨夜もアタリがなかったんだなぁ・・・」と時計を見た。4時17分。と、次の瞬間センサー音が「ピピピピピ・・・」なんというタイミングの良さ!待ってましたとばかりに外に飛び出し、竿のそばに駆け寄る。糸が右の乱杭の方にゆっくりと動いて、それに連れて穂先が深く入る。竿を持ちしっかりとアワセると、まずまずの手応え。あせらずに慎重に寄せて浮かせると姿が見えるが、ニ、三度深く突っ込まれ糸が出て行く。いつもながらこの糸が引き出されるやり取りの時間が最高の幸せ!最後に観念したかのように浮いた鯉をタモに寄せて無事にネットイン! ちょうどタモを引き上げる時に痔鳥オヤジさんが車から出て来てくれた。痔鳥オヤジさんも4時にセンサーが鳴ったが空アタリだったとのこと。草の上にタモを移動して痔鳥オヤジさんに写真を撮っていただいた。サイズは83cm。デブ鯉が多い北浦にしては珍しくスマートな鯉で、川鯉のような体型をしている。さらに6時ごろに50cm台、8時50分に73cmと順調にヒット。さらに11時に来た鯉は70cm前後と思われるが手前まで寄せたところでスッポ抜けてバラシ。
早朝のアタリ以降センサーが黙り込んでいる痔鳥オヤジさんは、少し離れた河口近くに場所移動。かなり浅いポイントだが、一発大物を狙うことに。
痔鳥カーでDVD鑑賞しながら楽しい昼食を済ませ、mi○は2時頃に納竿。一方いつもよりビールがすすんだ痔鳥オヤジさんはぐっすり昼寝。起こすのも申し訳ないくらい熟睡していたが、3時少し前に声をかけて「お先に失礼!」 翌日も休みの痔鳥オヤジさんは引き続き残ることになった。
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