2004年06月25日〜27日  寒い北浦で mi○

予報では今年の夏は昨年とは違って暑い夏になるそうである。梅雨の季節も後半に差し掛かり、本格的な夏が来る前に北浦で糸を垂れることにした。前回の北浦釣行では人気ポイントに行ったため好きな所に竿を出すことができなかったが、今回は誰も入釣しそうもない所でのんびり過ごすことにした。

週末金曜日の夜、目指すポイントに到着したのが10時過ぎ。最近これと言った釣果が聞かれない場所だけに、案の定誰も竿を出していない。車から降りた瞬間「うっ、寒い!」 家からTシャツとハーフパンツにサンダルの夏服で行ったのだが、とても外に出ていられないくらい気温が低い。まずは靴下とズボンを履き、水門の右側にタックルをセットする。このポイントに竿を出すのは初めてだが、以前から竿を出してみたいと思っていた所である。真っ暗な湖面にライトを当てて見ると、どうも水質があまりよくない。まあとにかく今夜は仕事の疲れもあるし、セットしたら早々に休むことにしよう。

翌朝すっきり目が覚める。センサーも鳴らずによく寝た〜(笑) 天気は曇りで、今日も幸いあまり暑くなりそうにない。いつもの習慣で、朝からあっちこっち写真を撮りながら散歩しつつ、改めて水質を見るとアオコが発生し深緑色をしている。バケツに水を汲むと内側に粉っぽくアオコが付着するほどである。犬の散歩に来た地元のおばちゃんも「な〜んだか随分水が悪くなっちゃったねー」と声をかけてきた。風もあまり吹かないし、今日はあまり期待が持てない感じがする。今夜、痔鳥オヤジさんが到着する予定だが、それまで退屈だから今日は本を読むことにしよう!普段から本を買い溜めしているが、自宅では集中的に読む時間が取れないので釣り場で一気に読んでしまうことが多い。今回は3冊選んで持って行き、この日は続けて二冊読み終えた。と言うか正確には、読み疲れたら途中で昼寝しつつ二冊読み終えた。ん〜、充実感! いや、待てよ!オレは釣りに来ていたんだ・・・でもまっ、いいか。

水門右にセット アオコが発生! 護岸際は深緑色


夜になって痔鳥オヤジさんがやって来た。やはりTシャツにハーフパンツ姿で車から降りてきて「うわ〜っ、寒〜い!」 昨夜よりもさらに気温が低いようだ。私はTシャツの上にトレーナーを着て、さらに防寒着まで着ている。もう6月の末だと言うのになんという寒さ。さっそく上着を着て水門の左側に竿をセットする痔鳥オヤジさんの行動をひとつひとつ眺めていると、手際が良くて実に見事である。特にエサの打ち込みはフワッと柔らかく、しかも正確でいつも感心する。セット終了してから少し歓談した後、今夜のアタリを祈りつつお互い車に潜り込んで就寝。

うっすらとした明るさにふっと目が覚め、一瞬家で寝ているかと錯覚したが車の中であることを思い出し「あー、昨夜もアタリがなかったんだなぁ・・・」と時計を見た。4時17分。と、次の瞬間センサー音が「ピピピピピ・・・」なんというタイミングの良さ!待ってましたとばかりに外に飛び出し、竿のそばに駆け寄る。糸が右の乱杭の方にゆっくりと動いて、それに連れて穂先が深く入る。竿を持ちしっかりとアワセると、まずまずの手応え。あせらずに慎重に寄せて浮かせると姿が見えるが、ニ、三度深く突っ込まれ糸が出て行く。いつもながらこの糸が引き出されるやり取りの時間が最高の幸せ!最後に観念したかのように浮いた鯉をタモに寄せて無事にネットイン! ちょうどタモを引き上げる時に痔鳥オヤジさんが車から出て来てくれた。痔鳥オヤジさんも4時にセンサーが鳴ったが空アタリだったとのこと。草の上にタモを移動して痔鳥オヤジさんに写真を撮っていただいた。サイズは83cm。デブ鯉が多い北浦にしては珍しくスマートな鯉で、川鯉のような体型をしている。さらに6時ごろに50cm台、8時50分に73cmと順調にヒット。さらに11時に来た鯉は70cm前後と思われるが手前まで寄せたところでスッポ抜けてバラシ。

早朝のアタリ以降センサーが黙り込んでいる痔鳥オヤジさんは、少し離れた河口近くに場所移動。かなり浅いポイントだが、一発大物を狙うことに。

痔鳥カーでDVD鑑賞しながら楽しい昼食を済ませ、mi○は2時頃に納竿。一方いつもよりビールがすすんだ痔鳥オヤジさんはぐっすり昼寝。起こすのも申し訳ないくらい熟睡していたが、3時少し前に声をかけて「お先に失礼!」 翌日も休みの痔鳥オヤジさんは引き続き残ることになった。
 

早朝に来た83cm

河口寄りにポイント移動した痔鳥オヤジさん


今回の北浦はとにかく寒いのと、アオコの濃さに驚いた。水質改善のためにアシなどを増やしつつあるが、それはまだほんの一部であり一向に改善の兆しは見られない。釣り場は少なくなるだろうが、もっと大幅にアシを増やすなどして自然の浄化作用の改善がはかられるのを祈る。

(終)


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