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翌朝4時半、センサー音とともに、車に近いリールのクリックが勢いよく鳴り響いた。ワクワクしながら竿を手にとった瞬間に勢いよく走り出したが、軽くあわせるとすんなり寄ってくる。「ん〜、型が小さいなぁ・・・」
50cm台の可愛い鯉をタモですくい、傷のない魚体を確認した後すぐにリリースした。食ってきた餌はタニシ。市販ボイリーもやや遠目に投入して様子を見ていたが、昨夜から穂先が頻繁に動くものの、センサーが入ることはなかった。
日が昇るとともに夜露が一気に蒸発し、無風状態も手伝って異常な蒸し暑さとなった。早朝のすがすがしさなど微塵もない。草むらのあちらこちらでは、様々な種類の蜘蛛が夜露で濡れた巣が乾くのをじっと待っている。蜘蛛の巣の水玉が朝陽の中で輝いている。
7時頃、痔鳥オヤジさんにヒット!!私が車で駆け付けた時には既に取り込んだ後だった。スケールを当てると80cmくらい。普段は納得できるサイズしか撮影しない痔鳥オヤジさん。すぐにリリースしようとしたが、無理にお願いして記念撮影させて頂いた(笑)。
その後気温がぐんぐん上昇し、11時にたまらずに撤収。痔鳥オヤジさんは連続休暇中なので、もう一泊していく予定である。撤収が終了して痔鳥オヤジさんのところに移動すると、利根川から早めに撤収してきた水郷アングラーさんが陣中見舞い。歓談しているうちに痔鳥オヤジさんに3本立続けにヒット!ストラクチャーまわりに投入した竿が入れ食い状態になった。帰宅のはずがタモを持って走り回ることになり、嬉しい汗をかいた。アタリが一段落したところで帰路についた。
翌27日の朝、仕事前に痔鳥オヤジさんにメールをしてみると羨ましい返事が帰ってきた。
「連チャンで当って、忙しくて朝ごはんが食べられません。」
過去にもあったが、一緒に釣行すると痔鳥おやじさんは時々アタリが止まらなくなるときがある。そうなったらもう手がつけられない勢いなので、そっとしておくに限る。一人でタモを持って走りまわる姿が目に浮かんでくる。痔鳥オヤジさんはまた筋肉痛かなぁ・・・(笑)。 (終) |