2007年8月24〜27日 朝ごはんが食べられません mi○


所により40℃を超える気温を記録したこの夏は、8月の下旬を迎えても極暑が続いている。そんな気温の中でも水通しのよい川では良型の釣果の情報があるため、痔鳥オヤジさんの誘いで常陸利根川で竿を出すことにした。

痔鳥オヤジさんは金曜の24日夕方から入釣し、翌25日早朝には幸先よく80cm台と70cm台の2本上げることができた。夜間は竿のそばに車を置いて、日中気温が高くなると、車を日陰に移動して暑さをしのぐようにしている。

私が現地に到着したのは、25日の午後であった。車から出るのが億劫なくらいの暑さである。痔鳥オヤジさんの誘導で川原まで車で入ると、近くに超有名な鯉師HSさんと、7月に北浦でお会いしたMMさんも入っていた。ストラクチャー寄りに竿を出している痔鳥オヤジさんから、数十メートル下流のゆるいカーブ付近に竿を出し終わった頃には夕方近くになっており、少し暑さが和らいでいた。私は一晩だけの釣行になるので、今夜から明日の朝にかけてのアタリを一発狙うことになる。明日の早朝が最も期待が持てる時間帯だろう。

日が沈み、夏の星座がちらつく川原でろうそくを灯して痔鳥オヤジさんと語り合った。蚊取り線香の煙が静かに舞い上がり、月明かりが私たちの影を地面に落とす。つまみはいつものように宮崎産の炭火焼地鶏。そういえば、最近は宮崎県知事がこの地鶏を盛んに宣伝しているが、痔鳥オヤジさんのおかげで何年も前からこうして地鶏を御馳走になっている。心地よい歯ごたえと炭火焼の香ばしさは、一度味わったら忘れられない。そうしている間にセンサーは鳴ることもなく、痔鳥オヤジさんの酔いがまわった9時過ぎにお開きとした。
 

夜露で濡れた巣が乾くのをじっと待っている

朝7時頃にヒット。もう少しサイズアップしたいのだが。


翌朝4時半、センサー音とともに、車に近いリールのクリックが勢いよく鳴り響いた。ワクワクしながら竿を手にとった瞬間に勢いよく走り出したが、軽くあわせるとすんなり寄ってくる。「ん〜、型が小さいなぁ・・・」
50cm台の可愛い鯉をタモですくい、傷のない魚体を確認した後すぐにリリースした。食ってきた餌はタニシ。市販ボイリーもやや遠目に投入して様子を見ていたが、昨夜から穂先が頻繁に動くものの、センサーが入ることはなかった。

日が昇るとともに夜露が一気に蒸発し、無風状態も手伝って異常な蒸し暑さとなった。早朝のすがすがしさなど微塵もない。草むらのあちらこちらでは、様々な種類の蜘蛛が夜露で濡れた巣が乾くのをじっと待っている。蜘蛛の巣の水玉が朝陽の中で輝いている。

7時頃、痔鳥オヤジさんにヒット!!私が車で駆け付けた時には既に取り込んだ後だった。スケールを当てると80cmくらい。普段は納得できるサイズしか撮影しない痔鳥オヤジさん。すぐにリリースしようとしたが、無理にお願いして記念撮影させて頂いた(笑)。

その後気温がぐんぐん上昇し、11時にたまらずに撤収。痔鳥オヤジさんは連続休暇中なので、もう一泊していく予定である。撤収が終了して痔鳥オヤジさんのところに移動すると、利根川から早めに撤収してきた水郷アングラーさんが陣中見舞い。歓談しているうちに痔鳥オヤジさんに3本立続けにヒット!ストラクチャーまわりに投入した竿が入れ食い状態になった。帰宅のはずがタモを持って走り回ることになり、嬉しい汗をかいた。アタリが一段落したところで帰路についた。

翌27日の朝、仕事前に痔鳥オヤジさんにメールをしてみると羨ましい返事が帰ってきた。
「連チャンで当って、忙しくて朝ごはんが食べられません。」
過去にもあったが、一緒に釣行すると痔鳥おやじさんは時々アタリが止まらなくなるときがある。そうなったらもう手がつけられない勢いなので、そっとしておくに限る。一人でタモを持って走りまわる姿が目に浮かんでくる。痔鳥オヤジさんはまた筋肉痛かなぁ・・・(笑)。

(終)


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