2008年6月28〜29日 二ヶ月ぶりの水郷釣行  mi○


今回はおよそ二ヶ月ぶりの水郷釣行である。いろいろ考えた挙句、ぶっ込みとウキ釣りが楽しめる北浦を選んだ。週末の風向きをインターネットで確認し、ポイントを数カ所に絞って出発する。途中のスーパーで買い物をし、北浦湖畔についてからものんびりポイントを巡りながら水質をチェックした。6月下旬としては水質は悪くはない。竿を出し終わった頃には土曜日の深夜1時半になっていた。岸から20mから30mくらいで鯉の跳ねが多く見られ、北浦としては珍しく魚影の濃さ、活性の高さを感じる。このようすだと、朝までに何度か当りがある可能性が高い。期待を胸に眠りについた。

突然、センサーON!瞬間的に飛び起きて車から飛び出し、タモを手にして竿に駆け寄った。時間は3時過ぎ。杭に一番近い右手の竿のクリックが響いている。タモを地面に置いて竿を手にすると、重量感はないものの確実にフッキングしている感触が伝わってきた。強引に寄せることなく少し時間をかけて弱るのを待ち、タモに誘い込んだ。産卵後のせいか腹部の張りがないものの、バランスのとれた体型の鯉である。サイズは75cm。カメラを取り出して素早く撮影した後、アンフッキングマットごと水に入れて鯉をリリースする。セッティング後2時間弱で幸先よく1本ゲットでき、気分よく餌を打ち返して再び眠りについた。
 

セッティング後2時間弱でヒット(75cm)

朝陽がピトンに反射して眩しい


次の当りは早朝5時過ぎ。軽快にクリックが響いたが、竿を持つとフッとはずれてしまった。コマセを撒いた後、カメラを手にして近くを散策しながら次の当りを待った。朝陽がピトンに反射して時々眩しい。背後の蓮田ではウシガエルが数匹、ひっきりなしに唸っている。バーナーに点火し、お湯を沸かしてコーヒーを入れた。一口ずつすすっていると、体の芯から目覚めていくようだ。

さらに8時過ぎに三度目の当り!竿に駆け寄るまでにずっとラインを引き出していたが、竿を持ってみると1本目とほぼ同じくらいの手応えである。水面から口を上げさせ、構えたタモに誘い込んだ。スケールを当てた結果は72cm。ハタキの直後らしく、体の左半分に多くの傷があったが、そっとリリースすると元気に水中に消えていった。

これを最後に午前中は当りが途絶えたため、車の中で本を読んだり、少し距離をおいて竿を出している方と歓談したりして時間を過ごした。昼はペンネにカルボナーラソースをかけて食べた。ショートパスタの方がアウトドアでは茹でやすいため、今回はペンネを初めて試してみた。味まずまずだが、ニョッキや他のショートパスタも試してみたい。食事中に埼玉の鯉師さんが声をかけてくださった。これから竿を出すためポイントを捜しているとのことである。別れ際に「ホームページ頑張ってください」と激励して下さって、とても有難く感じた。
 

蓮田ではウシガエルがひっきりなしに唸っている

雨と風が水面に模様を描き出す


食事の後、車で休んでいるとセンサーON!今度はさらに型が小さくなって65cm。この後、ウキ釣りをして30cmクラスの鯉の走りを延べ竿で楽しんだ。子鯉が多いポイントは一般的に魚影が濃く、大物が回遊してくる可能性が高いのだが、ここもそうなるのだろうか。

天気予報によると、明日の日曜日は大雨。撤収の時に土砂降りはいやだなぁと思いつつも、やはり日曜の朝までの釣行予定は変えることなく当りを待つことにした。予報通り、日曜深夜に雨が降り始める。一晩中当りはない。朝、小降りになった合間を見て最後のコマセを撒いた。

前日と同じ、朝8時過ぎにセンサーON!ポンチョを来て飛び出し、竿を手にするといやに手応えが軽い。スーッとリールを巻いて手前まで寄せると、50cm台と思われる鯉が浮いてきた。次の瞬間、バシャ!ひと暴れしてハリがすっぽ抜け。ハリはずしの手間が省けたという思いと、何ですっぽ抜けてしまうんだろうという思いが交錯した。思えばこの時、仕掛けを変えておくべきであった。仕掛けはヘアリグで、ハリはSASAME豪鯉吸い込み18号。今シーズンはヘアリグに思い切って小さいハリを使って、喰わせやすい仕掛けを試している。このハリは18号といってもチヌの8号クラスであるから、かなり小さい方だと思う。ハリ先が抜群に切れるため、タニシ、ボイリー問わずこの仕掛けを使っている。今回釣れた3本のフッキング状態からみても、大バリに比べて刺さりが浅いのは事実。鯉にとってはダメージが少なくていいのだが・・・。

1時間後、同じ竿に当り。センサーは入ったがクリップがはずれず、穂先も動いていない。スイッチを切ってしばらく見ていると、穂先がかすかにふわふわ動き出した。草魚?いやいや、タニシ餌に草魚がくるわけがない。時々首を振っていると思われる、ブルッとした動きもある。我慢して見ているとラインが少し引き出された。もういいだろうと思い、竿を手にしてリールを巻く。先ほどのバラシが脳裏をかすめ、絶対に無理な寄せはしないように心掛けた。幸運にも鯉が手前に向かって泳いでくれたおかげで、一気に巻き取りができたが、この時点でまだ鯉の重さを感じ取っていない。岸際まで寄ったところで鯉は右手にゆっくり泳ぎ、隣の竿と交差してしまった。護岸を駆け上がり交差を直そうと考えた瞬間、突然とんでもない力でラインを引き出され、穂先がガクンと引きこまれた。次の瞬間、「バッシャーーーン!」水面を大きくたたいたかと思うとハリがすっぽ抜け。「今のでかかったなあ・・・・・・・」今回最大と思われる良型をばらして、しばしショック・・・。

結局このワンチャンスを生かせず、これにて終了。タックルは雨でびしょびしょのため、車内にブルーシートを敷き、その上に放り込んで帰宅。次回はハリのサイズを少し大きくして挑むことにしよう。

(終)


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