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週末は台風が関東を通過する予報が出ている。土曜日に北関東に最接近ということなので金曜の夜の出発を見合わせ、一晩様子を見ることにした。未明に起きて台風の状況を確認しようと思って布団に入ったが、気がつくと普段起きる時間さえもはるかに過ぎて、すでに陽が高くなっていた。幸い台風は東側にそれてくれたようだ。よし、北浦に出発だ。
茨城県に入ると、それまでの天気とは打って変わって雨がフロントガラスを叩いた。今回はいろんな釣り場を見て回るつもりでいたのと悪天候のために、結局湖岸を4時間ほど走りまわることになった。今週は台風接近のせいか鯉師の姿が極端に少ない。
いつものように周囲に誰もいない所に釣り場を決め、竿のセッティングが終了したのが午後1時過ぎであった。すでに天気は回復している。水量はやや多め、北東の風で推定風速4m前後といったところか。一泊の釣行でどんな釣果になるだろうか・・・。
1時間ほど経って一度空当たりがあったが、その後反応がなく日没を迎えた。夜の当たりに備えて、一通り餌代えをしておく。夕飯は簡単に済ませ、数人にメールした後は秋の夜長を読書で過ごしていた。
8時半過ぎ、待望の当たり!ラインがそこそこ出ている。竿をもってリールを巻き始めた感触では小型らしい。時折激しく首をふるため、ラインのテンションは弱過ぎず、強過ぎずを注意しながら手前まで寄せた。比較的簡単に寄ってきた割には、そこからしぶとく抵抗を繰り返す。
「何か変な引きだなぁ・・・」
暗い湖面から頭のシルエットがかすかに見えた。
「あれっ!また?」
7月の釣行に続き、今回もまたアオウオを釣ってしまった。サイズは80cmくらいで、アオ最小記録更新(笑)。今シーズンの北浦は、どこでも子アオが釣れる感じである。いったい水中でなにが起こっているのだろうか?これほど急激なアオウオの増加は、おそらく人為的なものが絡んでいるのは容易に想像できるが、鯉以上の大きな魚体を持つアオウオであるから、餌不足が今後深刻になる可能性が高い。160cmクラスがバンバン釣れるという状況にはそう簡単にはならないと思うのだが・・・。一方では巨鯉はますます希少価値が高まるかもしれない。
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