How to > ぶっ込み釣り > 生きエサの付け方



鯉釣りでの生きエサといえば、タニシ、赤虫、ゴカイ、ザリガニなどが一般的ですが、その他にミミズ、シジミあるいは霞ヶ浦では一時ペヘレイが盛んに使われたことがあります。また荒川では一部の釣り人は手長エビを使っているようです。

北浦、霞ヶ浦では春から秋にかけてはタニシが使われ、12月から2月にかけて赤虫が一般的です。私は冬場は水郷方面に向かうことはなく、荒川や隅田川の日帰り釣行をします。この時期はゴカイを使うのが効果的で、ひでさんによると竿2本で忙しいほど釣れまくる日がシーズン中何日かあるそうです。80cm台なら連発になることもあり、寒鯉は釣りにくいという常識をくつがえしてくれます。

このコーナーでは、普段私が使っている生きエサのつけ方について説明します。


[タニシの付け方]
タニシのフタの内側の身にハリを通し、十分ハリ先を出すようにします。喰わせにするタニシは、ハリを通しやすいように水を入れたタッパーなどに浸けておきます。乾燥したままですと殻を硬く閉じてしまいますから、ハリ付けしにくくなります。写真のタニシは私としては大きい部類に当たるもので、もう少し小さいタニシ の場合はを2個付けます。

身に直接ハリを通すのではハリ掛かりが心配な場合や、投入時の脱落が心配な場合

は手間はかかりますが殻に穴を開け、吸込み仕掛け用赤糸でハリに縛り付けます。穴開けはフタを殻の奥に押し込んだ状態でフタの横に千枚通しやドリルなどで小さな穴をあけ、糸を一度結びます。さらにハリのフトコロの部分にしっかりと結んで出来上がりです。山羊ちゃんの場合は釣り場でなるべく手間を省くために、予め自宅で殻に糸を結ぶところまで済ましているそうです。

また、一本のハリスに上下に段ズラシしてハリを結び、下のハリにタニシをつける2本バリ仕掛けもあります。上下のハリ間のハリス長は1、2cmと可能な限り短くし、下バリにタニシ付け後、上バリの軸に下バリのハリスをグルグル巻きつけます。結果的に空バリとタニシが付いたハリがほぼ並んだ状態となります。ひでさんが2001年春に初のメーターを上げたのもこの仕掛けを使っています。


[ヘアリグにタニシを付ける方法]
ヘアリグにタニシを付ける方法を紹介します。ここで必要なものは、ヘアリグボイリー用ニードル引輪です。

タニシの蓋を奥に押し込んだ状態で、写真のように殻にニードルを通します。ニードルで穴が開き難い場合は、予め小径ドリルなどで穴を開けておきます。

ボイリーニードルにヘアリグの糸を引っ掛けて殻に通し、図のような状態にして引輪を通します。ここで使っている引輪は直径6mmのものです。

完成した状態の写真です。従来から、ハリのふところに赤糸でタニシをしばり付けるやり方がありました。しかしここに説明した方法の方がはるかに簡単にエサ付けできます。エサが死なないで何日でも持つことと、フッキングがしやすくスッポ抜けの確率が減少するメリットがあります。


[ゴカイの付け方]
ゴカイの大きさにもよりますが、3匹から5匹程度をチョン掛けにします。ゴカイは頭部の方が平たく大きい形をしていますのでそこにハリを通しますが、「チヌ」「海津」「フカセ」など細めのハリを使っています。写真はかなり小さめのゴカイですが、大きなゴカイですと10cmから15cmくらいのものもあります。ハリ付けするゴカイは生きが良くて動きがあるものの方が鯉にアピールできると思います。ゴカイはちぎれやすいので 、ハリ付けからエサの投入までそっと扱います。ゴカイは一部の釣具屋でも入手可能ですが、 釣り場のゴカイを採取して使ったほうが喰いがいいかもしれません。干潮時に土を掘り起こして捕るか、バチ抜時に網で掬って捕ります。


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