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How to > パソコン活用術 > デジタル魚拓の製作
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デジタル魚拓とは、デジタル化した写真データを用いて作った魚拓をいいます。ベースとなる写真はデジカメで撮った写真はもちろんのこと、銀塩写真をスキャナーで読み込んだものも使用することができます。日本では古くから釣り上げた魚を記録する方法として、墨を使った魚拓が親しまれてきました。さらに現代では魚の色を美しく再現したカラー魚拓も盛んに作られています。しかしこうした魚拓は、リリースを前提とした魚にはダメージを与え過ぎるため一般には適用されることはありません。ところが現代では
皆様ご存知の通りデジタル映像が日常に氾濫しています。このデジタル技術を使えば、魚拓はいとも簡単に製作することが可能です。デジタル映像はデータ加工が簡単であるが故に一部では釣果記録としては疑問視される向きもあるのは事実です。しかし私が思うには、魚拓は記録を競うためのものではなく
、自分が釣り上げた時の感動を刻み込むためにあるものと考えます。従いまして、
最新技術をフル活用することで本人が好きなようにデータ加工しても構わないと思いますし、こうしたことで鯉釣りライフが一層楽しくなるのではないかと思います。
尚ここに掲載した製作方法は私が普段行っている手法です。専門知識もなく試行錯誤していますので自分としてもまだ満足するレベルに到達していないのも事実です。画像処理技術に通じた方はさらに高度な方法をご存知ではないかと思います。もしそうした方がこのコーナーをご覧に
なっておられましたら、お手数でもご一報下さると嬉しく思います。 |
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[STEP1] 写真の選定
今回のサンプルはデジカメで撮影した画像で、オリジナルの画像サイズは幅2048pixel高さ1536pixelです。このサンプルは鯉の背景に草や検寸台などがあるため、魚拓製作に多少手間がかかります。さらに鯉の口の付近と腹ひれの所に草が付着しており、
画像処理が必要です。またいたる所にポツポツと汚れが付着しているため、これも処理した方が完成品の見栄えが数段よくなります。以下に順を追って説明します。 |
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[STEP2] 背景のラフ処理
私が使っている画像処理ツールは「Adobe Photoshop
Elements」です。これを基準に説明をしますが、このほかにも優れた画像処理ツールが数多くありますのでお好みのものをお使いください。まず鯉の背景をラフに削除していきます。背景側の範囲指定をし削除していきます。鯉をブルー
のシートなどに乗せて写真撮影をするとこの範囲指定作業が大幅に楽になると思います。鯉の輪郭の細かいところは次のSTEPで処理します。 |
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[STEP3] 背景の細部処理
「消しゴムツール」機能を使って輪郭に沿って背景を消していきます。細部の処理をする際は写真を十分に拡大し、さらに消しゴムのブラシを半径5pixel
位に小さく設定して行います。ここで如何に丹念に作業するかが最終的な出来栄えに大きく影響しますので、時間をかけて行います。間違えて鯉の輪郭を消してしまった場合は「一段階戻る」機能を使ってもとの状態に戻します。輪郭がなるべく滑らかになるように消します。 |
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[STEP4] 輪郭の処理
人間の目は輪郭のギザギザを敏感に識別します。例えば写真左の背景処理の際にできたギザギザは、このままでは荒さが目立つ魚拓になります。そこで「指先ツール」機能を使い、この部分を輪郭に沿ってぼかしていきます。
(写真右) ぼかした部分だけ見るとやや不自然ですが、全体的な鯉の印象はむしろ自然な仕上がりとなります。この他に「エアブラシツール」機能で背景と同じ白で輪郭をぼかすこともあります。 |
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[STEP5] 付着物の処理
腹びれに付着した草の消去方法を説明します。まず草の部分を周辺の鯉の色に近い色で塗りつぶします。塗りつぶしには「エアブラシツール」機能を使います。(写真左) 次に「指先ツール」機能を使ってひれのスジの方向に沿ってぼかしていきます。これは周辺の色を引張って伸ばすようなイメージで行います。ついでに周辺の鯉の汚れもこの「指先ツール」機能でぼかして目立たなくします。(写真右) |
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[STEP6] サイズの変更
画像サイズを実際の鯉のサイズに合わせます。まず鯉の口から尻尾の先までぎりぎりに写真を切り抜き、実際の鯉のサイズと同じ横81cmにします。「サイズ変更」の中の「画像解像度」のメニューから幅を設定します。この時の注意点は、「縦横比を固定」を
チェックすることを忘れないことです。次に画像幅100cm×高さ60cm程度のサイズで新規ファイルを作成し、この上に先ほどの幅81cmの鯉の画像をコピーします。 |
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[STEP7] 文字の入力
必要に応じて情報を文字入力します。一般的には左の写真のように釣った日付、場所、釣り人、現認者などを記載しますが、特にルールがあるわけではありません。自分の斬新なアイデアで入力するのもいいでしょう。魚拓というと文字フォントも行書体(左の写真の書体)になりがちですが、他のフォントを用いるのも楽しいでしょう。 |
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[STEP8] フレームの追加
私の場合は魚拓をプリントアウトすることはなく、パソコンモニターで見るだけです。そこで魚拓の雰囲気をより演出するためにフレーム(写真枠)を追加して完成です。下の写真のフレームは「エフェクトブラウザ」のメニューから「フレーム」/「木製」を選択しました。
しかしいざとなればプリントアウトが可能なように、サイズは実物大でデータを作っています。(STEP6) もっともこれをプリントアウトするにはA4サイズかA3で複数に分割出力し、繋ぎ合わせるしかありません。
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[改良版]
カラー魚拓では納得できない方は、下の写真のようにモノクロ写真にしてみるのもいいでしょう。カラーをモノクロに変換するのは極めて簡単で、「画質調整」/「カラー」/「カラー削除」をクリックすると出来ます。今のところさらに魚拓風に仕上げる方法は見つけていません。
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