<< PREV  |  MENU  |  NEXT >>
Second House / 1号室 東京都大田区

2015年12月某日。突然上司から呼び出される。
「こんな仕事があるんだが、どうかね・・・。仕事としては申し分ないはずだが、単身赴任になってしまうと思う。来週月曜まで返事をくれないか。」
こんな会話がきっかけで始まったセカンドハウス生活。2016年1月、東京都大田区のワンルームマンション。会社の都合だけで決まったこの部屋。自分の意思が全く反映されないのが少し不満でしたが、ネットで場所を確認したところ多摩川まで至近距離。「ラッキー!」
 

多摩川流域(Googleより引用):東京都大田区と川崎市の間を流れる

 
当面はウィークデーを過ごすだけのセカンドハウスですが、4月からは宇都宮の本宅に帰る頻度も少し減らさざるを得ません。数年間ここで過ごすことを考えると、この環境下で週末を含めて目一杯充実した生活を送ろうと考えました。
 
2月のとある週末。春のような陽気の中、渋谷の釣具店に足を運びました。すでに本宅の方から釣り具一式が届いていましたが、どうしても不足するものがあります。購入したのは、ライン、ラインワインダー、カープマット。
 

DAIWAのカープマットを購入

  
帰り道、多摩川の河川敷を初めて散策してみました。しばらく行くと鯉釣りをしている釣り人。
miO「今打ち込んでいる所で水深どれくらいあるんですか?」
釣り人「1メートルくらいですね。ここはちょうど渦を巻いているから、岸寄りがよく当たるんですよ。」
  
話が弾んで、周辺のポイントを事細かに説明していただきました。さらに車からこれまでの釣果写真を持ち出してくださり、これも詳しく説明して頂きました。1時間ほど話し込んだ中で、その方は多摩川の某鯉釣り大会の事務局をなさっているTAさんであること、そして淡水大魚研究会と交流があることなどがわかりました。途中で1回当たりがあり、やや小ぶりの鯉が上がりました。水中で鈎を外してリリース。この辺りは60cmくらいがレギュラーサイズで、冬場に大型が上がりやすいとのことでした。

一度帰宅してからすぐに近所の自転車屋さんに向かい、変速付きのママチャリを購入。買い物用というよりも、釣り仕様をイメージして選びました。参考にしたのがぼらひでさんの荒川釣行スタイル。
 
この日最後に、リールのラインを巻き直して充実した1日を終了。3月から釣りを開始しようと考えていますが、セカンドハウスに近いポイントから徐々に汽水域に活動範囲を広げて行く計画です。新たな釣行エリアの体験談を数回にわたってお伝えします。釣行記も並行して掲載しますのでお楽しみに。
 

掲載日2016年2月21日
<< PREV  |  MENU  |  NEXT >>