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mi○のワクワク竿掛け工房
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<< 第八工房 >> オリジナルピトン3号

今回製作したピトンをご紹介します。従来のピトンヘッドと異なる点は以下の通りです。
  1)ヘッド全長が10cm程度短い32cmになっている
  2)竿尻の形状がボックス型になっている
  3)センサーステイがシンプルな形状になっている
このオリジナルピトン3号の製作コンセプトは、「より軽量・コンパクトに!」です。もうお分かりでしょう。荒川のような二輪釣行に適した小型ピトンヘッドを製作してみました。

軽量コンパクトにをコンセプトに製作したピトンヘッド

 

まず全長についてお話ししましょう。従来は約43cm程度(ただし調整可能)で、ベイトリールより竿先側にU字受けが来るように設計されていました。水郷では強い向かい風にも竿があおられないようにするため、竿をほぼ水平に近い状態でアタリを待つ人が多いようです。この場合は鯉がヒットした際に竿がピトンから抜けないように石突きの溝をピトンに引掛ける以外に、U字受けにもリールが引っかかるようにした方が安心です。そんな理由からピトンヘッドの全長を決めていました。

ところが荒川釣行ではこれと状況が異なり、竿角度はほぼ45度にセットします。また、度々話題に出るように、二輪釣行ではいかに荷物を少なく、かつ軽量にするかがポイントになってきます。そんな要求からピトンヘッドの全長を思いきって32cmに短縮し、ベイトの下側にU字受けが来るようにしました。このようにしても竿角度が立っているので、竿が抜ける恐れはありません。

従来のヘッド(上)と小型ヘッド(下)

シマノ野鯉をセットした小型ピトンヘッド


次に竿尻の形状についてお話しします。これはシマノ野鯉の石突きに合わせたボックス形状にしています。先ほど話しましたように、特に竿を抜けないように引掛ける必要がありませんのでシンプルにしてあります。石突き溝を引掛ける従来型は、竿を手に取る際にむしろすんなり抜きにくいという欠点もありますので、よりボックス型が適しているといえるでしょう。さらに、従来まで付いていた竿尻受けのスライド機構を廃止して、ボックス位置を固定しました。軽量化をもっと追及するとすれば、このボックスの肉を抜いた形状にすべきですが、コストを最小限にすることも考えると、写真のような形状がある程度妥当なものと言えるのではないでしょうか。

最後にセンサーステイですが、第五工房に書きましたように以前スライド式にしてトラブルが発生しました。今回は初心に帰りシンプルにしました。写真のようにφ12mmのステンレス丸棒を溶接した固定式にしてあります。

ボックス型竿尻受はスライド機構を廃止

センサーステイは最もシンプルな固定型


以上、今回ご紹介したピトンは、またまたひでさんに納めさせていただきました。ピトンの脚は当然のことながら以前製作したものを使う事ができるようにしています。

楽しい釣りをめざし、より使いやすく低コストで信頼性の高い道具の追求は、今後も継続して行きたいと思います。


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