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mi○のワクワク竿掛け工房
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<< 第九工房 >> フォーク型竿掛け2号(痔鳥仕様)

フォーク型竿掛け2号の製作をしましたのでご紹介します。今回は痔鳥さんからの依頼で、ステンレス棒を曲げた軽量シンプルな竿掛け7本の製作です。タックルのコーナーで紹介している大助オリジナルの竿掛けを見た痔鳥さんが、これをベースに愛竿にフィットさせ 、さらに機能を改良したものをつくろうと思い立ちました。メールをいただいたmi○は早速簡単な図面を痔鳥さんに送りました。当時大阪に長期出張中の痔鳥さんから、今度の休暇に自宅に帰ったときに竿の寸法を確認して返事をするとの連絡をいただきました。竿掛けの主な 仕様は以下のとおりです。

          素材   ・・・ ステンレス丸棒      φ10mm
          寸法   ・・・ 全長約700mm、全幅70mm
          対応竿 ・・・ NFTパワーループアドバンス石鯛振出540M

後日、痔鳥さんと数回のやり取りの末に決定した竿掛けは、ご覧のような機能的なものに仕上がりました。以下にそれぞれの部分のについて詳しく説明していきます。
 

[写真1] フォーク型竿掛け2号(痔鳥仕様)


写真2をご覧ください。第7工房のひでさん仕様のフォーク型竿掛けや、大助オリジナル竿掛けに比べて、竿受け部を浅く曲げてあります。これは竿をセットした時に、竿と竿掛けが一直線になるように竿の太さに合わせて寸法を決めました。とは言っても、風に竿があおられても横ずれなど起こらないような十分な深さになっています。

次に写真3をご覧ください。これはφ12mmの丸棒を溶接で付けたセンサーステイです。竿掛け自体はφ10mmで作ってあり、直接センサーをクリップで付けるにはやや細いため、この太いステイを付けました。軽量化にこだわる痔鳥さんの要望は、このステイはステンレスパイプの方がいいということでしたが、たまたまこれを作った製作所にパイプの在庫がなかったためにこの丸棒になりました。これまでセンサーステイといえばL字型のものばかり見慣れていたのですが、機能としてはこの写真のもので十分で、極めてシンプルです。
 

[写真2] 浅めに曲げた竿受け部

[写真3] 超シンプルのセンサーステイ(φ12mm)


写真4は竿尻を差し込む部分です。角型のリングとL型突き当て部品とからなります。角型リングの帯の幅は、石突き溝にちょうどはまり込むようにできています。さらに角型リングは 石突サイズより少しだけ余裕を持たせた大きさにし、竿がクルッと横に回って両軸リールが下にならないように作りました。これが大きすぎると、風に竿があおられる度に竿が回ってセンサーが入ってしまうはめになりますし、逆に余裕がなさ過ぎると鯉がヒットしたときに竿が抜けにくくなってしまいます。痔鳥さんが今回最も慎重に寸法を検討したのがこの角型リングの部分でした。

地面に差し込む先端部分が写真5です。円錐形に旋盤加工してありますので、機能的で美しく仕上がっており、水郷地帯の湖岸線程度では難なく差し込むことができたそうです。さらに、全長の約半分まで差込むことができますので、強風でもぐらつくことなく どっしりとした安定感があります。(痔鳥さん談)
 

[写真4] 竿尻にフィットする角型竿尻部

[写真5] 円錐状に加工した先端部


製作所から完成したとの連絡を受け出来栄えを確認しに行った時、思わず自分も欲しくなってしまうような仕上がりでした。痔鳥さんが北浦でこれをつかって釣りをしているときに電話を入れたところ、「ピトンに比べてセッティングが楽でこれはいい!」と大満足の様子。 悪天候の時などは簡単にセッティングや撤収ができると嬉しいですね。使いやすいタックルを追求すると、最終的にはシンプルで信頼性の高いものに行き着くことを改めて感じた一品でした。 メーターオーバーがヒットしても大丈夫かどうかは、なるべく早いうちに(?)報告できたらいいなぁ・・・ ね!痔鳥さん (^-^)/

(終)


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