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mi○'s room
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♪mi○のワクワク・プチサイエンス♪ |
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日常の釣りを通して感じたことや気になったことを、少しだけ「科学技術風」に考えてみようとするページです。難しい理論は抜きで、釣り人としての視点から楽しく考えてみましょう。 |
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<第6科学館> 釣りバリの科学(2) |
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釣りバリは、ハリ先の切れ味と魚を釣り上げるときの強度が大切ですので、炭素量が0.6〜0.9%程度の材料が用いられています。具体的には、硬鋼線とよばれるもので、色々な太さの鋼線がロール状で流通しています。SWRH62は炭素が0.59〜0.66%、SWRH72は炭素が0.69〜0.76%、SWRH82は炭素が0.79〜0.86%と規定されています。 このほかに、ハイス鋼やバナジウム合金を使用しているメーカーもあります。ハイス鋼とはハイスピード工具鋼が正式名称で、旋盤で金属を切削するバイト(刃物)に使う材料です。ハイスピードで加工ができることからこのように命名されています。これは、高級包丁やナイフに用いられる材料としても有名で、炭素量は0.8〜0.9%程度です。 バナジウムは炭素鋼に少量添加することで、金属の結晶粒を通常よりも緻密にする作用があることが知られており、衝撃などに強い特性を示します。オーナーばりでは、VCN合金と称するものを使用していますが、おそらく材料メーカーに特注している材料だと思われます。ちなみにVCN合金とは、バナジウム(化学記号:V)、炭素(化学記号:C)、ニッケル(化学記号:Ni)を添加した合金とのことです。 以上のことから、釣りバリは一般に高炭素鋼を使用していることが多く、特に「ハイカーボン」と表示されていなくても、金属学的にみて炭素量は多いものばかり使われています。 炭素量が多いほど焼き入れしたときの硬度が高いことはすでにお話しましたが、硬度が上がる一方で、脆くなる(折れやすい)といった困った特徴も示します。これを解決するために、「焼き戻し」という熱処理を施しています。 次回は、「焼き戻し」も含めて、釣りバリの製造工程についてお話します。 |
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